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いつもと同じ朝をいとおしく思う

24 9月 2012

ある朝目が覚めた時にいつもと同じ朝を迎える事が出来たとしたら どんなに幸せな事であったのかは
後になってみないとなかなか分からないものなのです。 目を開けた時に ベッドから見える同じ風景そして いつもと同じ様に朝食の用意をしている間
いつもの場所で父が新聞を読んでいる姿 母が庭の花に水やりをしていて そして夫がパソコンに向かっている。 こんな何気ない幸福な日常もある日
突然変わってしまう事を何故気が付かなかったのだろうと思う。

この世に永遠や不変なんて言うものはないのだということです。どんな事も変化していく事を誰にも止められはしないのです。だから本当に今
私の回りに居る人達やあるものに 感謝をして大切にしなければいけないと思っております。
私達は今を生きているのです。過去を引きずったり 未来に過大な期待をしたりではなくて 今の積み重ねが自分の未来の姿であるのだと思います。

それぞれの生命に時計があるのならば
私の時計は間違えなく折り返し地点をとうに過ぎているのです。誰にでも未来の保証は無いことを自覚して、自分と周りの人達を大切に
無駄な時間を過ごさないようにしていきたいと切に思っています。

そして見慣れた日常が無くなる日が必ず来る事を
心に止めて後悔のない残りの人生を歩んでいきたいと自分に言い聞かせながらもいつも後悔をしているのです。若い時には若さが永遠に続くかのような錯覚に陥り
大事な事を見逃していた事を今だから分かるのです。

もう一度父に会いたくて仕方がないのです。 父は私がパリから戻ってくるのを待っていたかのように その後体調が悪くなり
入院してたった3週間で逝ってしまいました。初七日も終わり
やっと日常を取り戻しつつあります。母を思うと私が強くならざるを得ないので、寂しさを心の奥に押し込めて笑顔でいられるように努力しています。

それが父の望みなのだから。お父さん私頑張るね。