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空知の美しい落日

24 6月 2013
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いつもの日曜日の夕方 車で高速道路を北へと走っている時に感じる事があります。ちょうど西陽(にしび)が畑や水田や木々
ポツンと佇む家や納屋を照らしている空知平野の風景はとても美しいのです。水を張ったばかりの水田の水面に光が反射して
キラキラしているかと思えば、木々や畑の緑色が幾重にも重なりまるでセザンヌの風景画のようです。空の向こうには暑寒別岳や大雪山系の山並みが薄墨のように重なりあっています。

私は空の色が時を追って刷毛で色を塗っていくように 水色から群青色にと変化していくのを見ているのがとても好きなのです。先日は月が最も地球に接近して見える
スーパームーンでなんだかファンタスティックな景色でした。

こんな日はきっと神様が私達人間の為に 美しい景観を用意してくださったのに違いないと思ってしまいます。

写真家だったらこの刻々と変化する一こま一こまを切り取りたい!と思うであろう美しく愛おしい落日でした。

その時に車の中で流れていた音楽は クレーメルのピアソラのタンゴ曲で ヴァイオリンがとても美しく胸に響きました。

風景と音楽と彩(いろ)そして香り 時間が経ってもどこか心の片隅に記憶の一部として留めているのでしょう。

たくさんの美しい思い出を引き出しにしまって いつかまた真珠のネックレスのようにひとつづつ取り出していきたいと思いました。

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